ビートたけし、69歳の誕生日にネットマガジンを創刊
タレント・ビートたけしが、自身が責任編集を務めるオリジナルのネットマガジン「ビートたけしのお笑いKGB」を創刊したことが分かった。 たけしがネットマガジンを立ち上げたのは、弟子であるお笑い芸人・アル北郷が「週刊アサヒ芸能」で連載中のコラム「決して声に出して読めない『たけし金言集』」がキッカケ。同連載は、北郷が身近にいる弟子しか知り得ないたけしのマル秘エピソードや間抜けな金言を暴露するというもの。 たけしが以前から漫画雑誌の創刊に興味を示していることを本人の口から耳にした北郷が、同誌を発行する徳間書店の担当編集者に漫画雑誌の創刊の話を持ちかけたのをキッカケに、今回ネットマガジンという形で創刊されることになったという。 たけしが責任編集を務め、69歳の誕生日にあたる1月18日にオープンした同コンテンツ(月額540円・税込)では、創刊のキッカケとなったたけし原作のオリジナル漫画、たけしが以前からお笑い活動と並行して精力を注いでいる啓蒙活動「KGB(=カツラ・ガンガン・バラス)」の報告リポート、たけしによる人生相談コーナーなどが盛り込まれている。 たけしは、同コンテンツが完全始動に向けてのプレオープン期間中で、無料公開となっている(2月13日現在)ことに触れつつ、「とにかく、『いかにくだらないことを毎月やれるか』だな。もう、老後の楽しみはネットマガジンくらいだな。有料会員もとりあえず10万人ぐらいは入るんだろ? 難しいのか? 」。 続けて、「最初に“無料版”で見せちゃったからな。無料の時だけ見て逃げるヤツがよくいるからな。金を取るって言った瞬間に怒り出す奴が。昔、(自身がオーナーを勤めていた居酒屋の)『北野屋』で、(たけし)軍団に、『いつもお前らタダだけど、今日はさすがに1人500円ずつもらって飲み放題にするぞ』と言ったら、アイツら『殿、話が違うじゃないですか! このぼったくり!!』って泣きながら騒ぎ出しことがあったからな…」と明かし、「まあ540円なんだから、じゃんじゃん入ってくれよ。人生相談にも答えているし、川柳だって公開しているからよ。頼むぞ、おい!」と話している。 ・ビートたけしのお笑いKGB JAPAN芸能カルチャー研究所