福島市のやない製麺「あおさ香る力めん」が農林水産省大臣官房長賞 優良ふるさと食品中央コンクール
食品産業センターの2023(令和5)年度優良ふるさと食品中央コンクール国産畜水産品利用部門で、福島市のやない製麺の「あおさ香る力めん」が農林水産省大臣官房長賞を受賞した。 受賞品は福島大食農学類との共同開発。相双地方の復興支援の思いから相馬市の松川浦産のアオサノリを県産の小麦「ゆきちから」に練り込み、やない製麺の手延べ製法で仕上げた。福島大の林薫平准教授を中心に学生も製品化に協力した。 2022年4月から県内の道の駅などで販売している。価格は2食入りで680円(税込み)。箭内一典社長は「アオサの香りが楽しめ、コシが強くてのど越しの良い麺に仕上げた。ぜひご賞味ください」とPRしている。 食品産業センターによると、コンクールには全国から計466点の応募があった。 (県北版)