前石川町長・塩田金次郎被告に有罪判決(福島)
福島放送
石川町の官製談合事件の裁判で、前の町長に執行猶予が付いた有罪判決が言い渡されました。 起訴状によりますと、前の石川町長・塩田金次郎被告(77)は、町発注の公共工事の入札に関する情報を土木会社の当時の役員に教え、謝礼として缶ビールなどを受け取った収賄の罪などに問われています。 初公判で、塩田被告は起訴内容を認めていて、裁判は、量刑が争点となっていました。 18日福島地裁郡山支部は、「町長の立場を利用して特定業者の便宜を図り、私欲を満たしたものといえ、町政に対する信頼を大きく損なった悪質な犯行」として、塩田被告に懲役2年6カ月、執行猶予5年、追徴金約42万円の有罪判決を言い渡しました。