1万5000の光、街彩る 長崎ランタンフェス点灯式
中国の春節(旧正月)に合わせ、長崎市中心部を約1万5千個のランタンで彩る「長崎ランタンフェスティバル」が始まり、10日に点灯式が行われた。赤や黄色のランタンの温かな光が、長崎の街を染め上げた。期間は9~25日。 中華街に近い湊公園の会場では午後6時過ぎ、爆竹や銅鑼の音とともに、今年の干支である「辰」にちなんだ高さ10メートルのオブジェ「九鯉化龍」がともされた。公園は観客であふれ、式の開始前には入場制限がかかった。 愛知県岡崎市在住で長崎に帰省していた竹野昌史さん(55)は「映像で見ていたよりきれいで迫力がある。これから他の会場も回りたい」と笑顔で話した。