ソフトバンクのリーグ優勝「最高の気分」…みずほペイペイドームでPV、ファンら8500人歓喜
プロ野球の福岡ソフトバンクホークスがパ・リーグ優勝を決めた23日、4年ぶりのリーグ制覇を待ちわびたファンらは喜びを爆発させた。 【写真】4年ぶりのリーグ優勝を決め、胴上げされるソフトバンクの小久保監督
本拠地・みずほペイペイドーム福岡（福岡市）ではパブリックビューイング（PV）が開かれ、約8500人が大型画面に映る選手に大きな声援を送った。
試合はリードされる展開となったが、四回に逆転。跳びはねて喜ぶ子どもの姿もみられ、ドームのボルテージは一気に上がった。優勝が決まると、ファンらは抱き合ったり、ハイタッチしたりして喜びを分かち合った。
30年来のホークスファンで、毎週末神社で優勝を祈願してきた福岡市中央区の会社員（55）は「最高の気分。チームが一致団結して優勝に向かう姿勢が素晴らしかった」と興奮気味に語った。
家族5人で声援を送った同市早良区の会社員（22）は「期待していた通り打線が爆発してくれてうれしい。クライマックスシリーズも勝ち抜いてほしい」と笑顔を見せた。
試合が行われた京セラドーム大阪には、多くのファンが詰めかけた。横浜市から駆けつけた長崎県出身の会社員（23）は「久しぶりに強いホークスが戻ってきてうれしい。胴上げを生で見たのは初めて。感無量です」と声を弾ませた。
