浜名バイパスで死亡事故 酒気帯び、逆走運転か 危険運転視野に捜査
17日朝、浜松市中央区篠原町の国道1号浜名バイパスで、乗用車同士が正面衝突した。静岡県警によると、一方の乗用車が反対車線を逆走していたという。この事故で、正しい車線を走る乗用車を運転していた同区高塚町の会社員内山大輝さん(23)が頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。 浜松西署によると、逆走車を運転していた同区内の自称会社員の男性(24)の呼気から、基準値を超えるアルコールが検出されており、同署は危険運転致死容疑も視野に捜査を進めている。男性は腹部や足などに軽いけがをしているという。 同署によると、同日午前6時20分ごろ、「逆走している車がいる」と110番通報があった。駆けつけた警察が午前6時半ごろ、現場で乗用車2台が正面衝突しているのを確認したという。同署が逆走の経緯などを調べている。(滝沢貴大)
朝日新聞社