【独自】カテーテル処置後に11人死亡の神戸徳洲会病院 コロナ患者の「糖尿病」を見落とし治療受けられず死亡 保健所がきょう立ち入り検査
カテーテル処置後の死亡例が相次ぎ、神戸市保健所から8月に行政指導を受けていた神戸徳洲会病院で、糖尿病患者が適切な治療を受けられず、9月に死亡していたことが分かりました。 (記者リポート)「保健所の職員らが神戸徳洲会病院に入っていきました」 神戸市保健所などによりますと、神戸徳洲会病院では9月、糖尿病患者が適切な治療を受けられず、その後、死亡しました。 糖尿病で通院していた患者は、新型コロナに感染して別の大学病院に入院し、症状が改善したため神戸徳洲会病院に戻りましたが「糖尿病」であることが見落とされていたということです。 保健所は、医療安全管理に問題があったとみています。 神戸徳洲会病院では1月以降、循環器内科の男性医師によるカテーテル処置の後に11人の患者が死亡していて、保健所が8月に行政指導をしていました。
ABCテレビ
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