ジェームズ・マカヴォイ、最恐のおもてなし男を怪演『スピーク・ノー・イーブル』野性味あふれる新写真
映画『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』より、ジェームズ・マカヴォイ演じるパディの野性味あふれる場面写真が解禁された。 【写真】叫ぶジェームズ・マカヴォイ 鍛え上げた身体もすごい 本作は、『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』など数々のヒット作を生み出し、ハリウッドのホラー界を牽引するブラムハウス・プロダクションズの最新作。英国アカデミー賞ライジング・スター賞受賞のジェームズ・マカヴォイ(『IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』『スプリット』)が、最恐の“おもてなし”をするパトリックを怪演する。監督は英国出身でサスペンスの名手ジェームズ・ワトキンス。 アメリカ人のベン一家が旅行中に意気投合したイギリス人のパトリック一家の自宅に招待され、週末を一緒に過ごすことに。楽しく滞在していたが、次第に一家の“おもてなし”に違和感を抱き始める──。 このたび、そんなおもてなし一家の主・パトリック(通称:パディ)のワイルドすぎる瞬間を捉えた場面写真が解禁された。額から血を流し、何かに向かって叫ぶ野性味の溢れるカットでは、気迫を感じさせるパトリックの姿が鮮明に映し出されている。そして青空の下、ベンと共に絶叫している印象的なカット。2人の間に芽生えた絆を感じさせるワンシーンだが、必死な表情を見せるベンに対し、鍛え上げられた体格と自信に満ちた表情のパトリックが圧倒的な存在感を際立たせている。 そんなパトリックに対し、ベンはある事情から憧れを抱いている。ベン役を演じたスクート・マクネイリーはパトリックについて、「パディは自分に自信があり、魚釣りや狩りをしたり、田舎の男らしいことをすべてやるんだ。それらの行動はベンらしくはないが、心の中ではやってみたいと思っていることなんだ」と、自分とは違う魅力的な生き方を送っているパトリックとの出会いが、ベンの心の中に秘められた欲望を呼び覚ますきっかけとなったことを明かしている。 さらに、ベンは彼らの“おもてなし”に対して違和感を覚え始めても、素直にその現実を受け入れることができない。「人は弱く傷つきやすいときに、自分を高めてくれたり、自分を変えてくれるものならば何でも受け入れるものだと思うんだ。ベンがパディに惹かれる本当の理由は、パディの揺るがない自信にある。そしてそれは伝染するほどなんだ。ベンは自分の心の病に対する答えは『パディのようになれたら、人生全体がもっと良いものになる、自分も変われる』というものだった。そしてパディはそれを見透かし、操り、弄ぶんだ」とマクネイリーは説明する。 本作は、混乱した男が自らを省みず、自身の価値に関する誤った概念によって搾取の対象となり、結果として家族を危険に晒してしまうという教訓的な物語として描かれているのだ。 映画『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』は、12月13日より全国公開。