ゼロ・エネルギー・ハウスの「ふくしまZEH」が完成 3、4の両日、福島県会津坂下町で見学会
県独自の要件を満たしたゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH、ゼッチ)の「ふくしまZEH」が県内で初めて完成した。建築した樋浦建築(福島県会津若松市)は3、4の両日、建設場所の会津坂下町で完成見学会を実施する。 ZEHは高性能な断熱壁や空調設備でエネルギー消費を抑え、太陽光発電などの再生エネルギーと組み合わせて年間のエネルギー消費量を実質ゼロとする住宅を指す。ふくしまZEHは①国の基準より高い断熱性能②県産木材の使用③木質バイオマスを燃料とするストーブの設置―を条件に建てられた。 樋浦建築は県の支援事業を受け建築した。見学会や体験宿泊会などを通じて建物の良さをPRする。 見学会は午前10時から午後5時(4日は午後4時)まで。住所は会津坂下町宮古字川端地内。入場無料。