対戦が決まり、ポーズをとる聖カタリナ学園の河野嵐主将と岡山学芸館の竹下柚葵主将＝4日、大阪市（代表撮影）

　第106回全国高校野球選手権大会（7日開幕・甲子園）の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内であり、愛媛代表で初出場の聖カタリナ学園は大会第4日第3試合（10日午後1時10分）で、岡山学芸館と1回戦を戦うことが決まった。 　開会式後の開幕試合は有田工（佐賀）－滋賀学園。今春の選抜大会を制して史上8校目（9度目）の春夏連覇が懸かる健大高崎（群馬）は初日第2試合の1回戦で英明（香川）と対戦する。第2日の第1試合では、大阪桐蔭と興南（沖縄）の春夏連覇経験校が対戦。選抜大会準優勝の報徳学園（兵庫）は第5日の第3試合で32年ぶり出場の大社（島根）と顔を合わせる。開会式の選手宣誓は希望した主将がくじを引き、智弁和歌山の辻旭陽主将に決まった。 　大会は休養日3日を含む17日間の日程で開催され、決勝は23日の予定。今大会は暑熱対策として、第1日から第3日の1日3試合の日に試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」を導入する。 ◆隙のない守備と走塁心掛ける◆ 　【聖カタリナ学園・河野嵐主将の話】対戦経験はないが、そつのない野球をする相手だと思っている。今まで通りゴロを打つことや、隙のない守備と走塁を心掛けて戦いたい。愛媛の方々に喜んでもらえる結果を残す。 ◆願った日程、伸び伸びと戦う◆ 　【聖カタリナ学園・浮田宏行監督の話】こちらの願う日程になった。相手はいい野球をする学校の多い岡山の代表だが今まで通りやれば負ける気がしない。試合に入る心構えをきっちり選手に伝えて伸び伸び戦いたい。