玄侑宗久さん「希望の一文字」 1月19日発表、予想を募る
三春町の「希望の一文字」の書き入れが24日、同町の福聚寺で行われた。同寺の住職で芥川賞作家の玄侑宗久さんが、高柴デコ屋敷(郡山市西田町)で制作された高さ約1メートルの特大だるまに揮毫(きごう)した。来年1月19日に同町で開かれる三春だるま市でお披露目される。 玄侑さんが新しい年への希望や願いを込めた一文字を考え、2010年から毎年発表している。2025年の希望の一文字は、患部をえぐり取った後のすっきりと気持ちよい状態を意味する一文字だという。だるま制作を担当したデコ屋敷大黒屋の橋本彰一代表は揮毫を見守った。 三春まちづくり公社観光部は「希望の一文字」を予想する企画を実施している。応募締め切りは来年1月12日。応募はファクスやインターネットの応募フォームなどから。正解者の中から抽選で8人に「希望の一文字」入りだるまをプレゼントする。問い合わせは同観光部へ。
福島民友新聞