空気階段・水川かたまりが幽霊から殺しの依頼受ける、「死に損なった男」で映画初主演
お笑いコンビ・空気階段の水川かたまりが映画初主演を務める「死に損なった男」が2025年2月21日に全国公開決定。死に損なった構成作家の男が幽霊から殺しの依頼を受ける完全オリジナルストーリーで、映画「メランコリック」で知られる田中征爾が監督・脚本を担う。 【画像】田中征爾が一躍注目を集めた映画「メランコリック」ポスターはこちら 本作の主人公は水川演じる構成作家・関谷一平。お笑いの道に憧れ、半ば夢は叶ったものの、彼は殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた。ある日、一平は駅のホームから飛び降りることを決意するも、隣の駅で人身事故が発生。タイミング悪く死に損なった彼の前に現れたのは、「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」と依頼してくる幽霊だった。そして一平は、殺すまで取り憑くと幽霊に脅迫されることになる。 10月21日深夜に放送されたTBSラジオ「空気階段の踊り場」内で主演作の公開を発表した水川。「クランクインした頃は右も左もわからなすぎて、正直、前も後ろも上も下もわからなくなっていました。しかし、監督をはじめ、共演者の皆さま、スタッフの皆さまが生まれたての子鹿に接するが如く本当に優しくしてくれたおかげでクランクアップの頃には、空絵、フィックス、尻ボールドなどたくさんの業界用語を覚えることができました」と振り返り、「頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください」と呼びかけた。 本作は10年以上前にメモ帳に書き込んでいたという物語設定から生まれたと明かす田中。「こんな素敵な座組で実現するとは思っていませんでした。コロナ禍もあり実現までかなり時間がかかりましたが、ここまで関わってくださった全ての方に深く感謝しています。そして水川かたまりさんの主演デビューを直接目撃できたこと、本当にラッキーでした。カメラを回す度に嬉しい気持ちにさせてくれました。楽しい映画が出来上がったなと思います。劇場でお待ちしております」と語っている。配給はクロックワークスが担当。 ■ 水川かたまり コメント こんばんは。空気階段の水川かたまりです。本名は水川航太といいます。この世界を太く逞しく航海していって欲しいという願いを込めて両親がつけてくれました。 この度、映画という名の海に出ました。監督という船長の元、芝居という船に乗って、お蔵入りという暗礁に乗り上げることもなく、なんとか目的地という名のゴールまで辿り着きました。 難しいので海になぞらえるのはここでやめます。すみません。 クランクインした頃は右も左もわからなすぎて、正直、前も後ろも上も下もわからなくなっていました。しかし、監督をはじめ、共演者の皆さま、スタッフの皆さまが生まれたての子鹿に接するが如く本当に優しくしてくれたおかげでクランクアップの頃には、空絵、フィックス、尻ボールドなどたくさんの業界用語を覚えることができました。本当に感謝の大航海でした。 頑張って死に損ないましたので、どうか全員スクリーンでご覧ください。 ■ 田中征爾 コメント 13~14年前にふとメモ帳に書き込んでおいた物語設定が、こんな素敵な座組で実現するとは思っていませんでした。コロナ禍もあり実現までかなり時間がかかりましたが、ここまで関わってくださった全ての方に深く感謝しています。 そして水川かたまりさんの主演デビューを直接目撃できたこと、本当にラッキーでした。カメラを回す度に嬉しい気持ちにさせてくれました。楽しい映画が出来上がったなと思います。劇場でお待ちしております。 (c)2025 映画「死に損なった男」製作委員会