河村勇輝がGリーグデビュー戦で7得点10アシストを記録、ハイライトプレーを連発するもメンフィス・ハッスルは勝利ならず
ブロックを何度か受けるなど、シュート精度に課題
写真=Getty Images 現地11月15日、グリズリーズ傘下のGリーグチーム、メンフィス・ハッスルがオクラホマシティ・ブルーと対戦。グリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝が出場した。 先発起用された河村は裏に抜けた味方に完璧なタイミングでパスを送り、トランジションでぃふぇsぬではオフェンスファウルを誘発するなど序盤から存在感を発揮。開始5分半には左45度の位置から3ポイントシュートを射抜いた。直後には自身のスティールから速攻に持ち込み、決まらなかったものの空中で一回転する360°で会場を沸かせる。その後もバックドアで抜け出してレイアップを決めるなど、グリズリーズで以上に得点への高い意識が感じられる中、持ち味のアシストも連発していった。 4点ビハインドで迎えた後半もスタートで出場した河村は次々と味方のシュートを演出していく。しかし、自身のマークマンにドライブから連続で得点を許すと、開始約5分半にはヘルプに入った際にファウルをコールされ、個人4つ目のファウルでベンチに下がることになった。最終クォーター開始4分半、再び出番が訪れた河村は自身のキックアウトからコーナースリーをお膳立てし、ドライブからダブルクラッチで得点するなどオフェンスを中心を担った。しかし、チームはディフェンスが機能せず3ポイントシュートを連発され、121-132で敗れた。 河村は30分のプレータイムで7得点4リバウンドに加え、チームハイの10アシストを記録。3ポイントシュートは6本中1本の成功に留まり、レイアップを何度かブロックされるなどフィールドゴール成功率は25.0%(3/12)と低調に終わった。それでも、ファウルトラブルに陥る中でも出場時の得失点はチームトップの+8を記録。次回はチームを勝たせられるポイントガードとしての姿に期待したい。
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