ロッテ・吉井監督「何か考えないとアカンなと」 小島和哉が3戦連続炎上、開幕投手の思わぬ不振に困惑
◇21日 ソフトバンク9―4ロッテ(北九州) ロッテ先発の小島和哉投手が4イニング7失点で自身3連敗。チームの連勝も2でストップし、首位ソフトバンクとのゲーム差は今季最大に並ぶ10に開いた。 中9日でマウンドに上がった小島は1回、先頭の周東を左前打で出したが、二盗を捕手・佐藤が阻止。1死走者なしとなったが、続く今宮に先制のソロ本塁打を浴びた。その後も4本の長短打を許して、いきなり4失点。打線の反撃で1点差で迎えた4回には広瀬のソロ本塁打と山川の適時打などで3点を失い、再び4点差にされた。 小島は4日の巨人戦で3回の9連打を含む計11失点を記録し、11日のDeNA戦でも2回に5本の長短打を集められて4失点。3戦連続で序盤にビッグイニング献上。試合後は「今話せることは何もありません」と口を閉ざした。 吉井監督は「どの球も高く、最後まで修正できなかった感じ。3回続いたので何か考えないと、アカンなと思っています」と開幕投手の思わぬ不振に頭を抱える。 小島は昨年も交流戦が始まった6月5日から約2カ月間、白星から遠ざかった。報道陣から「疲労も不調の原因か」と聞かれた吉井監督は「去年はそんな感じだったんですけども、今年に関してはピッチングコーチの話によると、本人の体調はいいと。逆に間が空いたのが悪かったと言っていたので。そこはちょっと本当かどうか、ちゃんと調査しないと分からないです」と困惑の表情を浮かべた。
中日スポーツ