【陸上】男子100m・多田修平にアクシデント 右脚痛め予選途中棄権/織田記念
◇第58回織田幹雄記念(4月29日/広島広域公園陸上競技場) 織田記念の男子100m予選で1組に出場した多田修平(住友電工)がレース中に脚を痛め、途中棄権となった。 多田修平 男子60m日本人初のファイナルは7位入賞 「練習を積んでリベンジします」 今季の室内シーズンでは3月の世界室内選手権60mで6秒52の日本記録を樹立し、日本人として初めてファイナルの舞台に立った多田。その後、調整を続け今大会を今季屋外初戦として迎えていた。 号砲とともに勢いよく飛び出したものの、直後に立ち止まると右ふくらはぎを押さえてトラックに倒れ込み、そのまま車椅子に乗せられて会場を後にした。同大会は世界陸連のコンチネンタルツアーブロンズ大会にも指定され、今夏のパリ五輪に向けても重要な一戦だった。
月陸編集部