＜巨・中＞8回途中で降板する船迫（右）（撮影・藤山　由理）

　◇セ・リーグ　巨人1―2中日（2024年7月2日　松本） 　巨人は中日との接戦を落として連勝ならず。またも勝率5割に逆戻りとなり、試合後に阪神が勝ったため4位に転落した。 【写真】＜巨・中＞5回、福永に逆転2ランを浴びる山崎伊（撮影・村上　大輔） 　試合前まで地方球場で今季4戦4勝＆昨季から5連勝中だった“地方の鬼”山崎伊織投手（25）はチーム単独トップとなる7勝目を逃して今季2敗目。チームも地方球場で今季6戦目にして初黒星を喫している。 　山崎伊は地方球場で試合前まで今季4戦4勝で、昨年から5連勝中。同一シーズンでの地方球場5連勝となれば1995年の三浦大輔（横浜）以来29年ぶり、巨人では1955年に6連勝した別所毅彦以来69年ぶりの快挙となるところだったが、手が届かなかった。 　西武から先月24日に加入したばかりの若林が2回に2試合連続安打＆打点となる左前適時打を放って先制。だが、先発右腕・山崎伊が勝利投手の権利が懸かった5回、福永に2号2ランを浴びて逆転を許した。 　それでも山崎伊は7回で116球を投げて7三振を奪い、6安打2失点と好投。味方打線の援護を待ったが、1―2で迎えた7回の2死一、二塁も代打・長野が空振り三振して逸機。 　8回以降も船迫、高梨、泉が無失点で継投したが、打線は9回も中日の絶対守護神・マルティネスに封じられた。 　【巨人の2024年地方開催試合結果】 4月9日　○3―1ヤクルト（鹿児島）　先発：山崎伊　責任：山崎伊 4月23日　○2―0中日（ひたちなか）　先発：山崎伊　責任：山崎伊 5月14日　○2―1DeNA（富山）　先発：山崎伊　責任：山崎伊 5月15日　○4―0DeNA（福井）　先発：堀田　責任：堀田 6月25日　○3―2DeNA（新潟）　先発：山崎伊　責任：山崎伊 7月2日　●1―2中日（松本）　先発：山崎伊　責任：山崎伊 ※先発、責任とも投手