明日も天気急変 屋外のレジャー注意 東北は30日頃まで警報級の大雨 暑さ長期戦へ
関東から九州、沖縄 猛烈な暑さ続く
明日27日(土)も関東甲信から九州では、厳しい暑さが続きます。猛暑日(最高気温が35℃以上)地点が続出して、名古屋や福岡など38℃くらいまで上がる所もあるでしょう。体温を超えるような危険な暑さです。湿度も高いため、熱中症にかかるリスクがより高くなります。 暑さはできるだけ避けて、ノドが渇く前に水分をとるようにしましょう。塩分も適度にとるなど、熱中症対策が欠かせません。
東北の日本海側を中心 30日(火)頃まで大雨 川の増水や氾濫に最大級の警戒
昨日25日(木)から東北の日本海側、特に山形県と秋田県では梅雨末期の記録的な大雨になり、土砂災害や川の氾濫など大雨災害があちらこちらで発生してしまいました。 今日26日(金)の日中は雨がいったん小康状態になりましたが、これまでの記録的な大雨により、氾濫の発生している川や増水している川、地盤の緩んでいる所があります。引き続き、川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。 明日27日(土)は再び活発な雨雲が次々と流れ込み、そのあとも雨は強弱を繰り返しながら降り続くでしょう。台風3号から変わる低気圧が「熱帯由来の暖かく湿った空気」を運んでくるため、東北日本海側を中心に30日(火)頃にかけてさらに雨量が増える見込みです。さらなる大雨で、被害が拡大するおそれがありますので、土砂災害、低い土地の浸水にも厳重に警戒を続けてください。
関東甲信~九州 暑さは長期戦へ 熱中症などの健康管理に十分注意
今日26日(金)、気象庁は「東日本太平洋側と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報」を発表しました。 関東甲信~九州では、7月上旬から気温の高い日が多く、記録的な高温になっている所があります。気温の高い状態は、今後もさらに1か月程度は続いて、最高気温が35℃以上になる所が多いでしょう。8月上旬にかけては1年で最も暑い時期ですが、危険な暑さが続きます。 暑い時間帯の不要・不急な外出は控えて、室内では昼夜問わずエアコンを適切に使ってください。これまで以上に暑さ対策を徹底して行い、周りの人にも熱中症対策を行うように声かけをしましょう。農作物や家畜の管理にも十分、ご注意ください。
日本気象協会 本社 岡本 朋子