[緊急事態]バスの乗客が次々と泡を吹き卒倒! ついに本人にもその症状が!一体何が…。
世界を旅する釣り人であり、釣り具メーカーのツララ(エクストリーム)のフィールドスタッフもつとめる前野慎太郎さんが、世界各地での釣行で遭遇したエピソードをレポート。今回は、インドネシアへの釣行をお伝えする。果たして、どのような出来事が待ち受けるのか…!? →【画像】「泡を吹いて倒れる人も…」バス車内で乗客が次々と卒倒! 衝撃ハプニングの写真ギャラリー
憧れのインドネシア・カリマンタン島へ! 最後の最後に待ち受ける災難とは…!?
ルアマガ+をご覧の皆さま、こんにちは。前野慎太郎です。今回はインドネシアのカリマンタン島を旅した時の出来事をご紹介します。世界有数の熱帯雨林に多種多様な生き物、そして何より美味しい食事に親切な人々と、素敵が溢れるこの国で、最後の最後に待ち受けていた災難とは…? ぜひ最後までご覧ください。
カリマンタン島はどんなところ?
カリマンタン島は東南アジアに属し、南シナ海の赤道直下にある世界で三番目に大きな島です(ちなみに一番大きな島はグリーンランド島、二番目は以前の記事で紹介したニューギニア島)。この島はインドネシア・マレーシア・ブルネイの3ヵ国が領有しており、英名のボルネオ島という名称でも知られています。 カリマンタン島と言えば、手付かずの大自然とそこに生息する豊かな生態系ですが、代表する動物と言えばやはりオランウータンでしょう。オランウータンは、カリマンタン島とスマトラ島にしか生息していないとても希少な動物です。他にもテングザルやボルネオゾウ、ラフレシアなど、島ならではの進化を遂げた固有種が生息しています。もちろん水中も生き物の宝庫で、著名な熱帯魚からレアな魚が多く生息しています。 私は乾季真っ只中の8月、少ない現金を握りしめてアジアの生き物パラダイス、カリマンタン島を目指しました。
東南アジア有数の大都市ジャカルタ経由でカリマンタン島へ
飛行機に乗ること8時間、私は東南アジア有数の大都市であるジャカルタ(インドネシアの首都)の郊外にある、スカルノハッタ国際空港に降り立ちました。 空港の自動ドアが開いた瞬間、熱帯特有の湿度の高い空気が体を包み込みます。本来ならばジャカルタ観光をしたいところですが、目指すカリマンタン島への飛行機が次の日出発だったので、市内散策もほどほどに安宿を探します。 どこの国でもそうですが、サイトやアプリに載っている安宿よりも価格が低い宿を見つけたい場合は自分の足で探すしかありません。一軒一軒宿を回り、最終的に一泊1000円ほどの宿へ入りました。