巨人・岸田行倫「来年がダメだったら意味がない。自分自身の成績を超えられるように」 倍増の年俸4300万円で更改
巨人・岸田行倫捕手(28)が27日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増の年俸4300万円でサインした(金額は推定)。 「今まで、試合に出続けることがなかったので個人的にはいいシーズン。苦しいこともうれしいことも経験できた一年だった。来年がダメだったら意味がないので自分自身の成績を超えられるようにしていきたい」 今季は、キャリアハイとなる88試合に出場し、4本塁打、26打点、打率・242。大城卓、小林との捕手3人制で投手陣を引っ張り、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。 今季学んだ阿部イズムを継承して、来季はさらなる飛躍を目指す。「(試合中に)阿部さんから吹っ切れる言葉をいっていただいて、楽になった場面があった。一言で人の心を動かせるというのはすごいことだなと思った。自分も後輩投手にそういうのができるようにがんばりたい」と語った。