2003年3月19日、プロレスラー・冬木弘道さんが死去【週刊プロレス昔話】
2003年3月19日、神奈川・横浜市民病院にて加療中だったプロレスラー・冬木弘道が、ガン性腹膜炎および水腎症を併発し、死去した。42歳の若さだった。 【写真】サムソン冬木時代に結成していた天龍同盟の解散
冬木は前年4月に直腸ガンであることを告白。同月18日に7時間半にも及ぶ大手術をおこない、無事成功した。しかし、抗ガン剤治療を止めたことにより9月にはガンが肝臓に転移。 03年2月には腸閉塞で再入院し、この日に至った。棺のなかにはコスチューム、愛用していたスーツ、娘さんからの手紙などが収められ、数々の団体を渡り歩いた冬木の最期に、多数の選手が参列した。
週刊プロレス編集部