太陽光発電所から銅線盗む 容疑でタイ人窃盗グループ指示役ら逮捕、被害総額1億円か
太陽光発電所から銅線ケーブルを盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗の疑いで、茨城県筑西市玉戸の無職、ウェイチェークー・プリチャー容疑者(24)らタイ国籍の男4人を逮捕した。ウェイチェークー容疑者ら3人は容疑を認め、1人は黙秘している。 【写真】切断された太陽光発電の配線 逮捕容疑は5月25日午後10時ごろ、東京都日の出町の太陽光発電所で、銅線ケーブル約840メートル(時価計約193万円相当)を盗んだとしている。 同課によると、指示役のウェイチェークー容疑者が地図アプリで発電所を探して実行役らに指示を出し、盗んだケーブルは金属買い取り店で売却していたという。同課は容疑者らが1都7県で60件以上の窃盗に関与し、被害総額は1億円を超えるとみて調べている。