巨人・山口オーナーが補強に言及「お声がけした選手に関してはぜひ来ていただきたい」 阪神・大山、ソフトバンク・甲斐らFA市場に参戦中
巨人・山口寿一オーナー(67)が20日、東京都内で開かれたプロ野球オーナー会議に出席し、報道陣の取材に応じた。 来季に向けてチームが動いている戦力補強についての話題では「補強は吉村編成本部長に任せていますので私の立場で具体的なことは申しあげるべきではないと思ってますけども」と前置きし、「今オフについてはFA宣言をした選手を含めて補強を進めていく方針は了承している。個別のことはお話出来ないですけれども、一般論として申し上げれば、ジャイアンツに来てくれる選手がいれば、もちろんその選手個人としても存分に活躍してほしい、それで幸せな野球人生を過ごしてほしい。チームとしてもリーグ優勝、日本一という栄冠をつかみたい。そういう考えで、選手に対して接していくことでありますので、こちらがお声がけした選手に関してはぜひ来ていただきたい」と語った。巨人は国内フリーエージェント(FA)権を行使した阪神・大山、ソフトバンク・甲斐の獲得に向けて動いており、ソフトバンク・石川の獲得に向けた調査も行っている。 FA選手たちへ、アピールしたいポイントを聞かれると、「各球団みなさん熱心に取り組んでいるわけですけれども、ジャイアンツは最も歴史のある球団であるので、野球の歴史に対しては最も責任が大きいと自らが思ってるいるし、愛も深いと思っている。ぜひそうしたチーム来て、一員になってほしいと思います」と今季で創設90周年を迎えた伝統を口にした。