チームによっては主力級? 巨人の現役ドラフト注目選手(4)実績もある変則サウスポー
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい読売ジャイアンツの選手を紹介する。
大江竜聖
投打:左投左打 身長/体重:173cm/82kg 生年月日:1999年1月15日 経歴:二松学舎大付高 ドラフト:2016年ドラフト6位 現役ドラフト候補の一人として名前が上がるのが、伸びしろもあるサイド左腕の大江竜聖だ。 二松学舎大学付属高校では、1年時から甲子園のマウンドを経験した。2年春の選抜甲子園で1試合16奪三振の圧巻投球。将来性も期待され、ドラフト6位で読売ジャイアンツに入団した。 プロ入り後はなかなか1軍での登板機会が得られず、2020年からサイドスローに転向した。 これが転機となり、同年は43試合に登板して防御率3.11をマークするなど、飛躍のシーズンとなった。 今季は32試合登板で防御率4.09と一定の働きは見せたが、首脳陣の信頼を勝ち取るにはやや寂しい数字に。現役ドラフトの対象となれば、補強ポイントに合致するチームも多いだろう。
ベースボールチャンネル編集部