サンフレッチェ広島・久保允誉会長が語る 新スタジアム「エディオンピースウイング広島」【テレビ派・長島カイセツ】
久保会長の話の中で「後押し」という言葉もありました。このスタジアム建設には、サポーターの力も大きく、サンフレッチェ広島が呼びかけた署名活動もありました。クラブとサポーターの思いが完成につながりました。
エディオンピースウイング広島の建設には、事業費として合わせておよそ285億円かかっています。その内、個人や団体からの寄付が77億で、かなりの金額を占めています。さらに、およそ6億4000万円が個人からの寄付でした。
2年目以降に向けて、1年目の新鮮さは徐々に薄れていくことから、試合がない日にどれだけの人に継続して来場してもらえるか、また、チケットがすぐに完売する入手困難な状況をどのようにするのかが課題として挙げられます。
現在の席数が2万8500席で、サポーターや選手からも「席を増やせないか」という声が上がっています。これについて、久保会長に話を聞きました。 ■サンフレッチェ広島 久保允誉会長 「意外とパブリックビューイング、ガンバ大阪戦も5000人強来てもらったということで、いろんな使い道があると思っていますし、コンサートなども誘致をしていきたいと思います。」
さらに、収容人数についても聞きました。 ■サンフレッチェ広島 久保允誉会長 「席も増やせると聞いておりますので、状況を見ながら3万規模までできますんでね。それ は1つの検討として、材料として、今の状況を十分把握しながら進めていきたいなと思っています。」
2年目以降のスタジアムにも期待が膨らみます。その上で、久保会長は「来シーズンは、もう一度頂点を目指して、サポーターと共にがんばる。」と話していました。スタジアムと共に、何よりもサンフレッチェ広島の勝利が必要ということです。来シーズンの戦いにも、期待していきましょう。