2年連続指名漏れで涙…DeNAドラ6不屈の男が超高速打球でプロ初安打 ファン「本当に惚れ惚れするスイング」「松井秀喜に見える」
◆DeNA0―9ヤクルト(14日、横浜スタジアム) DeNAの苦労人ルーキーがプロ初スタメン出場し、プロ3打席目で初安打をマーク。大敗したチームの中で輝きを見せた。 ■〝ゴジラ〟松井級!? フルスイングから超高速打球【動画】 8番レフトで出場したのはドラフト6位の井上絢登。久留米商業高校から福岡大学に進学した井上はソフトバンクの柳田悠岐ばりのフルスイングで強打の外野手として活躍し、4年時にプロ志望届を提出したが指名漏れ。心機一転、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに進み、いきなり本塁打王と打点王を獲得する活躍を見せたが、再び指名漏れとなり涙をのんだ。勝負の一年として臨んだ昨季は、内野守備にも挑戦。再び本塁打王と打点王に輝き、打率もリーグ2位に躍進。3度目の正直でプロの扉を開いた。 不屈の男は3回の先頭で打席に立つと、ヤクルト先発のヤフーレと対戦。持ち前のフルスイングで139㌔のカットボールを捉えると、鋭いライナー性の打球がライト前に転がった。一塁を回った井上は両手を叩いて喜ぶと一塁ベンチに向かってガッツポーズを決めた。 この安打をDAZN Japanの公式X(旧ツイッター)が動画で公開。ファンからは「次は初アーチを期待してます!!」「打球が速い」「松井秀喜に見えて来てポジリティやばい」「本当に惚れ惚れするスイングです」などの声が上がっている。
西日本新聞社