【大分】ホーバー船長ら書類送検 知事「法令順守徹底を」
大分朝日放送
2024年3月に起きたホーバークラフトの事故で、船長ら7人が書類送検されました。 佐藤知事は「安全第一、法令順守を改めて徹底してほしい」とコメントしました。 大分県によりますと、2日午後、運航会社大分第一ホーバードライブの船長と船員7人を先月27日付で船員法違反の疑いで書類送検したと大分海上保安部から連絡がありました。 書類送検の対象となったのは、3月に大分空港の発着場で行っていた訓練中に起きた接触事故2件についてです。 国交省への事故の報告を怠ったほか、本来記載しなければいけない航海日誌への記載をしていなかった疑いです。 ホーバークラフトは11月30日に、周遊観光の運航が始まりました。 その矢先の書類送検について佐藤知事は。 (佐藤知事) 「こういうことが重なることで大きな事故につながるとリスク管理上は絶えず言われている。安全第一、法令順守、コンプライアンスを確保して事業に当たってほしい」 今回の書類送検について、大分第一ホーバードライブは4日に記者会見する予定です。