秋華賞自身の本命はチェルヴィニア！

　雪平莉左です。いきなり秋めいてきて、秋華賞らしい季節になってきました。競走馬も最もコンディションがいい時期ではないでしょうか。というわけで、秋華賞の予想です。 　疑いなき本命はチェルヴィニアです。ここはオークスに続く2冠に期待します。調教の動きも上々。ルメールさんも「勝てる自信がある」と言っています。右回り、京都までの輸送など不安要素はありますが、陣営からも心配無用のコメント。過去5年の秋華賞馬のうち4頭がオークスからの直行組。同世代なら大丈夫でしょう。素直に力を信じたいと思います。 　対抗はミアネーロです。紫苑Sは勝ち馬から首差の2着。この時の中山はタイムがとても速かった開催でした。その中でも上がり3ハロンは最速タイの33秒0。直線入り口でワンテンポ追い出しが遅れたように見えたものの内容としては十分でしょう。ステレボッシュなどと一緒に栗東で滞在しての調整。馬体にも艶があっていい雰囲気です。よどみなく進むペースでの末脚勝負に期待です。 　3番手は紫苑Sを勝ったクリスマスパレード。前哨戦は、2番手でいいリズムで走れたのが勝因でしょう。今回はおそらくセキトバイーストが逃げるでしょうし、それに続いて先行できそう。差し馬が届かなければ、前で脚を使えるこの馬の出番です。 　4番手はクイーンズウォーク。クイーンC、ロースSの重賞2勝で、オークスは4着と実績で引けは取りません。本当に良くなるのはもう少し時間がかかるのかもしれません。そんな中で、1週前にきっちりと時計を出して今週はやや軽め。内回りコースが気になったので4番手ですが、上位に入ってくると思います。 　押さえ評価の桜花賞馬ステレンボッシュは、これまですべて2着以内。強いのは当然なのですが、調教の動きにやや物足りなさが…。戸崎騎手も「もうひとつ良くなりそうな感じでした」と言っていたように、万全ちょっと手前でしょうか。実績には敬意を表した上で押さえます。本格的にスタートする秋競馬も頑張りましょう！