九州大が2020年秋以来のシーズン4勝 立役者は1年生サイド右腕
◆九州六大学野球秋季リーグ戦第5週第2日 九州大3―2西南大(29日・桧原運動公園) 九州大が西南大に2連勝し、2020年秋以来となるシーズン4勝を挙げて今季を締めくくった。 ■卒業から2年、福大同期がプロの1軍舞台で再会2ショット【写真】 1点を追う3回に右サイドの津野瑞貴(1年・東筑)が救援登板。今季からベンチ入りし4試合目の登板となる津野は9回1死までのロングリリーフで2安打1失点。9回にソロ本塁打で1点差とされて交代したが、3回から4イニングを無安打に抑えて逆転勝利の流れをつくった。大学では最長イニングとなる6回⅓を投げた津野は「カットボールが良かった。低めを意識して投げました」と、テンポの良い投球で次々に相手打者をうちとっていった。 東筑3年の夏は背番号11でベンチ入りした。1年間の浪人生活を経て九州大へ入学し「東筑の選手がたくさんいるから」と迷わず野球部に入った。 初のシーズンを最高の形で締めくくり「スタミナをつけることがこれからの課題です」と来季は投手の軸となり活躍を目指す。