カルロス・サインツ（フェラーリF1）(C)Ferrari

カルロス・サインツ（フェラーリF1）はメルボルンでのFIAの最初のメディカルチェックに合格し、同日アルバート・パーク・サーキットを自転車で走行していた。 先日、サウジアラビアで盲腸の緊急手術を受けた29歳のスペイン人ドライバーが、今週末のレースに出場できる状態にあることを示す確かな兆候だ。 「カルロス・サインツはマシンに戻る予定だ」とフェラーリは認めたが、同じくF2サポートレースでメルボルンに滞在しているF1サウジアラビアGPで代役を務めたオリバー・ベアマンは引き続き待機する予定だ。 メルボルンの観客は、サインツが通常のロードバイクではなく、より快適なマウンテンバイクに乗り、著しく直立した姿勢で座っていることに気づいた。 伝えられるところによると、彼は今週末のレースで盲腸の傷跡への負担を軽減するためシートベルトの裏にクッション性のあるパッドを敷いているという。 『Sky Italia（スカイイタリア）』は「フェラーリのドライバーは少し衰弱しているが、FIAの医師らによるメディカルチェックを受け、健康状態が良好であることが判明した。体重も少し増えているが、問題はない」と報じた。 サインツは木曜日にメディアに対し、こう語った。 「先週は多くの時間をベッドで過ごしたけど日に日に良くなっているよ」 「まだ100パーセントの状態ではないけど、レースを走れるだけの体力があると自信を持っている。明日になればわかるよ」。