「拷問というべき残虐なもの」”ルフィ事件” 狛江強盗致死で実行役の男に無期懲役判決 東京地裁立川支部
「ルフィ」などと名乗る指示役による広域強盗事件のうち、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した事件など3つの事件で起訴された26歳の男に東京地裁立川支部は無期懲役の判決を言い渡しました。 加藤臣吾被告(26)は去年1月、仲間とともに狛江市の住宅に押し入り、90歳の女性に暴行を加えて死亡させ、腕時計などを奪ったとして、強盗致死の罪などに問われています。 ほかにも、広島市での強盗事件などに関わったとして、合わせて3つの事件で起訴されています。 加藤被告はこれまでの裁判で、起訴内容を認めていました。 16日の判決で東京地裁立川支部は狛江市の事件について、「拷問ともいうべき残虐なもの」と指摘しました。 そのうえで、「強い金銭的欲望に基づき、犯行に主体的、積極的に参加した」などとして、加藤被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
テレビ朝日報道局