宝石のような輝き、ときわミュージアムでヒスイカズラ見頃【宇部】
宇部市のときわミュージアム「世界を旅する植物館」で、ヒスイカズラが見頃を迎えている。コバルトブルー色の花が咲き誇り、宝石のような輝きを放っている。 フィリピンのルソン島など限られた場所に自生するマメ科のつる性植物。国際自然保護連合のレッドリストに登録され、絶滅危惧種となっている。 今年は昨年より6日遅れの20日に開花。1株に100~150個の勾玉(まがたま)形をした花が付き、長さ1㍍ほどの房状に連なり、垂れ下がって咲いている。 市ときわ公園課の島谷恵子主任は「4月上旬にピークを迎える予定。スタッフもついうっとりと見詰めてしまう神秘的な花をぜひ見に来て」と来館を呼び掛ける。 同館では、30日午後6~9時(最終入館8時半)に夜間ライトアップイベント「魅惑のヒスイの夜」を実施する。 通常の開館時間は午前9時半~午後5時。