現金の取り扱いが増える年末を前に、宮城県登米市の郵便局で強盗事件に備えた訓練が行われました。

　訓練は、現金の取り扱いが多くなり金融機関を狙った強盗が懸念される年末を前に行われました。 　登米郵便局に２人組の強盗が押し入った想定で行われ、犯人役の警察官が窓口の局員に刃物と拳銃を突きつけ現金を出すよう要求しました。 　犯人が車で逃走した後、局員は警察に通報し駆け付けた警察官に身長や服装など犯人の特徴を伝えました。 　登米郵便局菅原健局長「犯人の人相など覚えるのが難しいなと感じましたので、注意しながら取り組んでいきたいなと思います」 　登米警察署生活安全課内田吉洋課長代理「万一の事態に備えること、局員やお客様の安全を守るために訓練を行っておりますので、繰り返し訓練をすることが大事だと考えております」 　年末年始は閉店中の店舗を狙った店舗荒らしも懸念されるとして、宮城県警は事業者に対して防犯対策を徹底するよう呼び掛けています。