「大麻グミ」から合成薬物検出 厚労省、流通規制へ
大麻類似の合成薬物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)を含む可能性があるグミを食べた人が体調を崩し相次いで搬送された問題で、武見敬三厚生労働相は20日の記者会見で、東京都内のグミ販売店舗で見つかった製品からHHCHを検出したと明らかにした。21日に指定薬物部会を開き、今週中にも指定薬物に指定し流通を規制する方針。 厚労省によると、指定薬物に指定されると医薬品医療機器法に基づき、指定日から10日以内に所持や使用、流通が禁止される。武見氏はこれらのグミに関し「危険なので摂取しないようにしてほしい」と注意喚起した。