「二十歳の集い」被害者に着物を無償レンタルへ 貸衣装業者ら支援申し出 衣装トラブル 沖縄
成人の日に合わせて各地で開かれる「二十歳の集い」の式典で着用する、袴や振り袖の注文を巡り、本島北部の業者と契約した男女が業者と連絡がつかなくなっている問題で、県内の貸衣装店などから衣装の無償レンタルを申し出る声が相次いでいる。 【写真】ラッパーAwichが故郷・沖縄の若者へ 無償の留学プロジェクト
名護市のスタジオエース名護店は、被害者を対象に、振り袖約50着と袴数着を無料で貸し出す。袴の着付けは4~5人程度であれば対応できる。振り袖は基本的に衣装の貸し出しのみとなるが、着付け場所の提供は可能。 スタジオエースの東邦洋代表は「一生に1回しかない20歳のイベントで残念な思いはしてほしくない。一人でも多くの人に喜んでほしい」と話した。 サンレー(佐久間康弘社長)も、運営する貸衣装店舗「アフロディーテ北部店」で、被害者を対象に振り袖や袴を無償レンタルする。この他にも個人や法人から、衣装の提供を検討する問い合わせが琉球新報社にあった。 問い合わせはスタジオエース名護店0980(52)7622。アフロディーテ北部店0980(53)7712、店休日はマリエールオークパイン那覇に転送される。 (武井悠、中村優希)
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd