Perfumeが3DCGで国宝埴輪「挂甲の武人」の謎に迫る! 田中真弓&はに丸がナビゲート!
NHK総合では、10月26日に、Perfumeが、はに丸と声優・田中真弓のナビゲートで埴輪(はにわ)界のスーパースター「挂甲の武人」の秘密に迫る「『謎解き!ヒミツの至宝さん』~埴輪 挂甲の武人(はにわ けいこうのぶじん)~」(午後3:05)を放送する。 Perfume(あ~ちゃん、かしゆか、のっち)が司会を務める「謎解き!ヒミツの至宝さん」では、博物館や美術館の特別許可を得て、“至宝”を超高解像度カメラで撮影、最新のデジタルテクノロジーを使って、本物とうり二つの高精細3DCGを制作。これを8Kの巨大モニターに投影させると、どこからでも、どこまでも自在に無限に操れる体験が実現。至宝に刻まれる「細密な描写」、制作者の「痕跡」などを手掛かりに、いまだ解明されない歴史や美術の謎解きに挑んでいく。
今回取り上げる挂甲の武人は、今から50年前に埴輪として初めて国宝に指定され、映画「大魔神」のモデルにもなった存在であり、歴史の教科書などでもよく知られている。しかし、その制作目的については未解明の部分が多い。 番組では、田中とはに丸がナビゲーターを担当。この貴重な埴輪を3DCG化し、最新テクノロジーを駆使して徹底解剖。挂甲の武人が携えている武具や鎧(よろい)の形状から当時の戦闘スタイル、さらには「大陸」とのつながりまで、壮大な物語が明らかになる。また、最新の研究により色が付いていたことも判明し、その姿が3DCGで公開。さらに、挂甲の武人を手掛かりに古墳時代の人々の“思い”にも迫る。 Perfumeのかしゆかは「埴輪にあんなに思いが込められていて、そこから挂甲の武人が作られた前後の歴史も知ることができてビックリでした!」と驚きのコメント。のっちは「最初は『挂甲とは何?』だったけれど、『埴輪って何?』というところから教えてもらえたのですごく勉強になりました!」と語り、あ~ちゃんも「私たちも知らなかった埴輪の謎や本当にいろいろミステリアスな理由が知れて面白かったです」と感想を述べた。
はに丸は「はにゃ! ボクはに丸。みんなは挂甲の武人が作られた時どんな色だったか知ってる? ボクも知らなかったことがいろいろ分かってとっても楽しかった。ぜひ見てね」と視聴者に呼び掛け、田中も「と、はに丸が申しております。『謎解き!ヒミツの至宝さん』ぜひご覧ください」と視聴を促している。 なお、関連する特別展も東京国立博物館と東京国立近代美術館で開催中だ。