トットナムの韓国代表FW孫興民（ソン・フンミン）（AP）

　Jリーグは25日、今夏に行う「Jリーグワールドチャレンジ2024」で、J1王者神戸とイングランド・プレミアリーグの名門トットナムが対戦すると発表した。7月27日に国立競技場で開催される。 　トットナムはリーグ優勝2回、8度のFA杯制覇や2度のUEFA杯（現欧州L）優勝を誇る欧州屈指の名門。代表チームとクラブチームが混合で戦う形式だった「キリン杯」で2度来日したことがあるが、93年のJ開幕以降は今回が初だ。 　チームを率いるのは、19年に横浜をJ1王者に導き、古橋、旗手ら、日本人選手が多く在籍するセルティックで2度のリーグ優勝に輝いたアンジェ・ポステコグルー監督。古巣・横浜との対戦も熱望したという指揮官だが、韓国ツアーとの兼ね合いで断念。神戸との対戦では、昨年J1得点王とMVPを獲得した大迫と、トットナムの韓国代表FW孫興民（ソン・フンミン）との日韓ストライカー対決に注目が集まる。 　▽トットナム　1882年にロンドンのトットナム地区に創設。主なタイトルはリーグ優勝2回、FA杯8回、リーグ杯4回、UEFA杯2回。ポステコグルー監督を招聘（しょうへい）した今季は残り6試合で、18勝6分け8敗で勝ち点60の5位。欧州CL出場圏の4位アストンビラとは勝ち点6差。ホームスタジアムはトットナム・ホットスパー・スタジアム（6万2850人収容）。