「“お笑い的な”物言いで…」「軽く考えて…」 町長がパワハラ謝罪会見 愛知県東郷町
日テレNEWS NNN
愛知県東郷町の井俣憲治町長が16日朝、パワハラやセクハラとみられる言動を繰り返していた問題をうけて会見を開き、謝罪しました。 ◇ 東郷町 井俣憲治町長 「本当に申し訳ありませんでした」 会見で質問が集中したのが、町の職員のアンケートで明らかになった、井俣町長の「死ね」「殺すぞ」という発言についてです。 記者 「死ねとか殺すぞとか(どう認識)」 井俣町長 「お笑いのツッコミみたいな形で軽く考えて使っていた」 記者 「どういう場面・意図で発した?」 井俣町長 「レク(打ち合わせ)のタイミングで出た言葉だと思う」 「『この間も言ったやろ、アホちゃうか、もう死ね、みんな殺すぞ』みたいな勢いで。語気も含めてですけど、改善を促す意味で」 「例えば職員が作った資料を見て『死ね』ではなく『違うだろもう、死ね、もうアホちゃうか。ここ詰めたらもっと…』というような」 記者 「死ね、殺すは語気が弱ければ言ってもいいという認識だったということですか」 井俣町長 「当時の認識として“お笑い的な”物言いの中で、無配慮に(使ってしまった)」 ◇ 井俣町長はほかにも着ぐるみを着た女性職員に抱きついたことなどが問題になっています。 井俣町長 「私の認識ではセクハラではないと思っているが、その方の認識をアンケートでお伺いをしたい」 あくまで「受け手の感じ方が重要だ」との見解を示しました。また、自身の進退については、今後設置される第三者委員会の検証結果をもって判断したいということです。