センバツ2022 近江、きょう金光大阪と 秋のリベンジ、気合十分 /滋賀
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)でベスト8に進出した近江は、大会第9日の28日午前11時から金光大阪(大阪)との準々決勝に臨む。選手は27日、奈良県香芝市の大阪商業大グラウンドで約2時間、ノックやフリー打撃に汗を流した。 金光大阪は昨秋の近畿地区大会準々決勝で6点差を逆転された相手。27日にリモート取材に応じた大橋大翔捕手(3年)は「秋はバッテリーの力不足で負けてしまった。チームは『秋のリベンジができるぞ』と気合が入っている」と話した。勝てば県勢初、補欠校初のセンバツ4強進出となるが、津田基選手(同)は「チームの目標は日本一。4強入りは意識せず、次の塁を狙う走塁や2死からもつなぐ打撃を心がける」と力を込めた。西川朔太郎選手(同)は「中軸の後ろを打つ僕が出塁すればチームも盛り上がる」と話した。 エースの山田陽翔主将(同)は「金光大阪に負けた試合を糧に強くなってきた。投手からリズムを作っていく」と誓った。【礒野健一】