吉沢亮、実写映画『ババンババンバンバンパイア』主演に決定 共演に板垣李光人&原菜乃華
吉沢亮が主演を務め、板垣李光人、原菜乃華が共演する映画『ババンババンバンバンパイア』が、2025年2月14日に全国公開されることが決定した。 【写真】吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』場面写真 本作は、『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2021年11月号から連載中の奥嶋ひろまさによる同名コミックを映画化するもの。ぶっ飛んだ設定と中毒性のある世界観の中で、浮世離れした美形でありながらどこかおバカな蘭丸をはじめとする、クセ強キャラクターたちが織りなすカオスなバンパイア・ラブコメディだ。2025年1月にはTVアニメも放送される。 監督を務めるのは、auの「三太郎」シリーズなどさまざまなCMを手がけ、『一度死んでみた』で映画初監督を務めた浜崎慎治。脚本は、『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)や、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール』(日本テレビ系)などの松田裕子が担当する。 2024年にデビュー15周年を迎え、濱崎監督とは『一度死んでみた』以来、2回目のタッグとなる吉沢が演じるのは、主人公の森蘭丸。NHK大河ドラマ『青天を衝け』や『キングダム』シリーズで知られ、『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では第16回TAMA映画賞にて最優秀男優賞を受賞した吉沢が、本作では銭湯で働く美しきバンパイアとなる。吉沢の起用理由について本作のプロデューサー陣は「バンパイアとして人間離れした美しさの説得力を持ちつつ、一方で人間くさいキュートさがなければ成立しないキャラクター。繊細さと大胆さ、シリアスとコミカル、その両方をもつ吉沢亮さん以外考えられないとオファーさせていただきました」とコメントを寄せている。 そんな蘭丸が血を狙い、「100年に一度の逸材」と称賛するほど最上級に天真爛漫なピュアボーイ・立野李仁役には、映画やテレビドラマなど俳優活動にとどまらず、最近は自身初の個展も開催した板垣が決定。李仁という名前は原作者の奥嶋が板垣をイメージし名付けており、まさに板垣にしか演じられないキャラクターだ。板垣は「ここまでふっきれたコメディは初めて」と語っている。 そして李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し、彼に恋心を抱くようになる葵役は、2024年に『恋わずらいのエリー』にて映画W主演を務め、映画とドラマ『【推しの子】』にも出演する原が演じる。 あわせてポスタービジュアルと特報映像も公開。ポスタービジュアルでは、銭湯を背景に「絶対阻止!」と仁王立ちする蘭丸(吉沢亮)と、初恋の人・葵(原菜乃華)を想像し頬杖をつくピュアさ満点の李仁(板垣李光人)、そして李仁の目線の先に葵が描かれている。 特報映像では、蘭丸が月をバックに夜の闇を翔けるシーンや吸血シーンなど美しきバンパイアっぷりを見せていく。しかし、李仁の初恋を知った後半は一転、その初恋を阻止すべく大暴れ。蘭丸は葵に壁ドンしたり、我慢できずに睡眠中の李仁を吸血しようと画策する。ラストには蘭丸がデッキブラシを持ち巻き物を掲げながら「童貞喪失、絶対阻止!」と高らかに叫ぶ、シュールかつカオスなシーンも映し出される。 コメント 吉沢亮(森蘭丸役) 浜崎監督とは一度ご一緒したこともあり、台本も面白かったので、是非出演させていただきたいと思いました。 久々のコメディでとても楽しく撮影ができましたし、共演者の方々も個性豊かで魅力的な方ばかりで、華やかな現場でした。 豪華俳優陣でくだらないことを全力でやっている、愉快な映画になると思いますので、たくさんの方に楽しんでいただきたいです。 板垣李光人(立野李仁役) 最初お話をいただいて原作を読んだ時に、役名が同じ名前ということに驚いたのですが、後に僕をイメージして描いてくださったと知り運命を感じました。 撮影現場はすごく楽しかったですし、ここまでふっきれたコメディをやらせていただく事はなかなか無いので、監督の演出や、吉沢さんや共演者の皆さんの演技など勉強になることが多かったです。吉沢さんとは撮影前にご飯に行かせていただいたのですが、吉沢さんの蘭丸だからこそ素直に李仁という役を演じることが出来ました。 個性豊かなキャラクターの皆さんが登場して、その中で巻き起こる、一見バカらしいけどそれに真剣に取り組んでる様が面白くもあり、感動する部分もあり、いろんな風に楽しんでいただける作品だと思いますので、是非多くの方にご覧いただけたらと思います。 原菜乃華(篠塚葵役) 原作を読んだ時、本当に面白くてすぐに読み終わってしまい、ずっと撮影が楽しみでした。実際撮影に入ると現場の皆さんもすごくあたたかく、毎日ずっと笑っていた記憶しかないです。吉沢さんと板垣さんとは、空き時間にゲームをして一緒に遊んだり、浜崎監督とはお芝居の話とは全く違う話で色々楽しく会話させていただき、愛のある現場だなと思い本当に楽しかったです。 この作品はバンパイア様の麗しさと、李仁くんのピュアな可愛らしさに、たくさん癒されてたくさん笑っていただけるような作品だと思います。 楽しみにしていてください! 浜崎慎治(監督) このサイコーにおバカな漫画原作の実写化に、正直何が正解なのかを模索する日々が続きました。そんな中、原作の奥嶋先生から「映画は監督のものなので自由に楽しく作ってください」というお言葉を頂き、これは日本最高峰のバンパイアコメディ映画を作るチャンスなんだと確信しました。そして、このぶっとんだコメディを撮るために日本最高峰のキャストが集結! 主演の吉沢亮さんはじめ、出演していただいた全ての方に大感謝です! バンパイアでなくても死にそうな真夏の日差し、深夜の撮影も多い日々でしたが、スタッフやキャストと共に、バンパイアコメディとは何ぞやという問いに全力で取り組みました。とんでもないバンパイア映画が誕生しそうです。 来年2月14日のバレンタインデーに、劇場で皆様にお会いできるのを心待ちしております。
リアルサウンド編集部