キャッチボールで汗を流すナイン＝小松大谷高

　第106回全国高校野球選手権石川大会で優勝した小松大谷ナインは29日、同校グラウンドで練習を再開し、3年ぶり3度目の出場となる夏の甲子園に向けて闘志を新たにした。 　東野達主将は「一人一人が小松大谷の看板を背負っていることを意識しよう」と部員に呼び掛けた。選手からは「満足せずに準備しよう」などと気持ちを引き締める声が上がった。大会の疲れを取るため、ナインはキャッチボールや打撃練習など軽めのメニューで汗を流した。 　東野主将は「甲子園優勝を目標にやってきた。小松大谷の名を全国にとどろかせたい」と意気込んだ。西川大智投手は「調整をどう進めるか、一日一日しっかり考えたい」と述べた。