法隆寺 “ただの植え込み”…実は古墳だった! ファン「興奮しました、古墳だけに」 珍しい土器も発見 奈良・斑鳩町
日テレNEWS
世界最古の木造建築「法隆寺」。その参道脇の駐車場にある“植え込み”が、実は古墳だったことが判明しました。 奈良大学 豊島直博教授 「やっぱり古墳だっていうのが分かって、すごいみんな驚いていましたね」 奈良県斑鳩町の教育委員会によると、地元ではこれまで“ただの植え込み”として扱われてきました。ただ、この植え込みだけなぜか国有地になっていて、看板には「古墳」の文字があったのです。 そこで、去年から奈良大学などが植え込みを伐採し、発掘調査を進めたところ、地中から石室の一部を発見! さらに装飾性の高い珍しい土器も見つかり、法隆寺が建てられる前、6世紀後半に作られた直径約8.5メートルの円墳「舟塚古墳」だと分かったのです。 古墳ファン 「新潟から来ました。まさか、こんな立派な石室がある古墳だとは。興奮しました、古墳だけに」 9日に説明会が開かれる予定です。