玄関前の「小さな庭」で暮らしにうるおいを。家族も行き来する人もなごむ家
今、気がかりなのは木の高さと落ち葉掃除
こちらの立派なアオダモ。暮らしてから気づいた、ちょっと困ったことが。風がとても強い日に、「バシバシと音がして、なんだろう?」と思っていたら、木が建物にあたる音だったのです。 ちょうど木の上部が寝室部分の外壁にあたる高さ。暴風の夜は、ちょっと気になることがあります。今のバランスも好きですが、もう少し背丈が低い木でもよかったかもしれません。 そして、大きな2本の木はどちらも落葉樹なので、落ち葉掃除が大変な時期が、毎年訪れます。塀がないから道路やご近所に、落ち葉が飛んでいってしまうかもと気になって、この時期は毎日掃除します。だいたい2週間ほどでしょうか。 もし掃除をラクにしたい場合は、常緑樹にするか、木は植えずに草花にしておく方が、玄関前はラクかもしれません(落葉樹以外の植物に関しては、必死に掃除しなくても保てるレベル)。
花を飾る楽しみも!小さな庭をつくってよかった
紫陽花の季節になると、とくに肥料もあげず、水やりしかしていませんが、こんなにたくさん花をつけます! 鉢植えと違って、少々水やりをサボっていても元気に育ってくれるのも、植栽(地植え)のよさではないでしょうか。この季節は日々、彩りの変化を楽しんでいます。 そして、庭をつくったからできた「飾る」楽しみ。先ほどの紫陽花を飾ってみました。 よく花屋で見かけるコデマリもこの庭にあるので、花の咲く時期は剪定がてら飾ったことも。お花屋さんで値段を見たときに、家のならタダ…とちょっとお得な気持ちになれます(笑)。 花屋にわざわざ行かなくても、季節の花を飾る暮らしができるのは、この「小さな庭」があるおかげ。もしここに植栽をつくっていなかったら、こんなに花を飾ったりしていなかった気がしています。生活に文字通り彩りを与えた、小さいけれど、つくってよかった大事なスペースです。
武井優音