青森県産ホタテのだし香るポテチ、15日全国発売 湖池屋 縄文遺跡4道県の食材活用
縄文時代から続くとされる日本のだし文化や「北海道・北東北の縄文遺跡群」への関心を高めてもらおうと、菓子メーカーの湖池屋(本社東京)は15日から、ポテトチップス「湖池屋プライドポテト 日本の神業 縄文香る帆立(ほたて)だし」を発売する。9日、同社の佐藤章社長らが青森県庁を訪れ、宮下宗一郎知事に新商品の完成を報告した。 同商品は、世界に誇れる日本の食材を発信する企画シリーズの第3弾。ジャガイモと、だしのうまみを生かした味わいを楽しめる。だしには青森県産ホタテ、北海道産昆布、岩手県産シイタケ、秋田県産しょっつるなど、縄文遺跡が点在する4道県の食材を使用している。 試食した宮下知事は「一度食べ出したら止まらなくなる」と太鼓判。佐藤社長は「多くの方に楽しんでもらいたい。縄文文化に興味を持つきっかけになれば」と話した。 1袋当たりの売り上げ1円を縄文遺跡群の保全活動などに充てる予定。価格は1袋160円(税抜き)。全国のスーパーやコンビニエンスストアで10月末まで販売する。