“PFAS流出問題”横田基地に立ち入り調査 消火訓練エリアの周辺を視察
アメリカ軍横田基地で健康被害が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が流出した可能性がある問題で、防衛省・東京都・周辺自治体の担当者らが12月20日午前、横田基地で調査を行いました。 アメリカ軍は今年=2024年8月の豪雨で横田基地の施設外にPFASが漏れ出た可能性があると発表していて、これまでに東京都と周辺自治体はアメリカ側に対し説明を求めてきました。 この日の立ち入り調査ではPFASが流出した可能性がある消火訓練エリアの周辺を視察したほか、アメリカ側からの説明もあったということです。調査について東京都の小池知事はこの日行われた定例会見で「国・都・地方自治体(での合同での調査は)、自治体からの要請が連携して行われたことを示していると思う」と感想を述べた上で「詳細については、日米両国政府でまず手続きを経て、今後知らせていくと聞いている」と説明しました。