優勝候補の一角インテルを潰したデパイの勝負強さ 同点弾&衝撃PKに「2024年はメンフィスの年だ」と絶賛
EURO2024での活躍にも期待
インテルにとってはまさかのシナリオだった。 13日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグでアトレティコ・マドリードの本拠地へ乗り込んだインテルは、終盤まで2戦合計2-1でリードしていた。 このまま守備を固めて試合をまとめたいところだったが、それを打ち崩したのがアトレティコFWメンフィス・デパイだ。 このゲームに途中出場したデパイは、87分に味方のパスを受けると同時に素早く右足を振り抜いてゴールを記録。2戦合計2-2のまま試合はPK戦までもつれたのだが、このPK戦でもデパイは1番手で登場。とんでもなく強いボールをゴール左上隅に決めていて、チームはGKヤン・オブラクの活躍もあって優勝候補の一角インテルを撃破した。 この活躍にスペイン『SPORT』は、「2024年はメンフィスの年だ」と絶賛する。今季前半戦は怪我で離脱していた期間があり、今季ここまでデパイはシーズン全体で9ゴールに留まっている。 ただ、そのうち7ゴールを2024年に入ってから決めているのだ。正確には7ゴール2アシストという成績になっていて、同メディアも「彼がピッチへ入るたびに何かが起こる」と称える。 今夏にはEURO2024が控えており、オランダ代表通算44ゴールを決めているデパイは今でも重要戦力だ。アトレティコでデパイが調子を上げてくれれば理想的で、本当に2024年がデパイ主役の1年となる可能性もありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部