<劇場版モノノ怪 唐傘>「モノノ怪」17年ぶり新作が好スタート 動員ランキング7位
2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された人気テレビアニメ「モノノ怪」の約17年ぶりの新作となった劇場版「劇場版モノノ怪 唐傘」が7月26日に公開され、26~28日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で7位にランクインし、好スタートを切った。同作が公開後に、新作劇場版が全3章となることが発表され、第2章「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」が2025年3月14日に公開されることも話題になっている。 【写真特集】「劇場版モノノ怪」90分で2600カット “脳を刺激する”膨大なカット数!
「モノノ怪」は、2006年にノイタミナで放送された「怪~ayakashi~」の人気エピソード「化猫」のスタッフが再集結して制作されたアニメ。「化猫」に登場した薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう怪異譚(たん)が描かれた。スタイリッシュなキャラクターデザインに、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせた斬新な映像が話題となった。
「劇場版モノノ怪 唐傘」は、テレビアニメに続き、中村健治さんが監督を務め、EOTAが制作。女たちの情念が渦巻く大奥を舞台に、薬売りが“モノノ怪”の正体を追うことになる。声優の神谷浩史さんが劇場版の主人公・薬売りを演じる。