筑波大進学&巨人女子チーム入団の佐々木麟太郎の妹 背番号にちなみ「55番で活躍できる選手になりたい」
来春から筑波大に進学し、巨人の女子チームに入団する花巻東高(岩手)の佐々木秋羽(しゅう)内野手(18)が27日、岩手県花巻市の花巻球場で取材に応じ、ゴジラに負けない活躍を誓った。 【写真】甲子園で兄・佐々木麟太郎所属の花巻東を応援する妹・秋羽 高校通算140本塁打を誇り、米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)の妹で、同校野球部監督の洋氏(49)を父に持つ世代屈指の内野手。巨人女子チームでの背番号は、松井秀喜氏も背負った「55」に決まった。「空き番号だったので『55』になりたいと思って宮本(和知監督)さんと相談した」と自らアピールしてつかんだ。今年9月に「高校野球女子選抜対イチロー選抜」に選出された時に「麟太郎君の妹だよね」と松井氏から声をかけられ、本塁打も見届けた。「人間性もオーラも素晴らしい方。打球が飛んできたけれど、引退していると思えない鋭い打球でした。55番で活躍できる選手になりたいと思った」と声を弾ませた。 筑波大では「女子野球を世界に広げたい」と英語や動作力学を学ぶ。「将来は日本代表になりたい。チームでは一番年下になるけれど、アピールして、貢献できるように」と意気込んだ。(秋元 萌佳)
報知新聞社