『南くんが恋人!?』30年前に“南くん”演じた武田真治が出演決定! 木村佳乃・沢村一樹ら追加キャスト発表
<コメント全文>
■武田真治(堀切信太郎・役) ――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか? 内田春菊さん原作のこの作品に再度関わることができるとは思ってもいなかったですし、しかも脚本は岡田惠和さん。今回演じるのは“南くん”ではありませんが、自分としては“出世作”にもなったシリーズの新作に関わることができるのがうれしくて、打ち震えましたね! ――今作の脚本は武田さんが出演された『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、あらためて今作への出演で楽しみなことなどはありますか? 僕が南くんを演じた『南くんの恋人』は、物語も本当に面白かったですし、ぶっ飛んだストーリーに視聴者の皆さんもついてきてくれました。当時は昭和から平成になって間もない頃で、学園モノというとちょっと悲しいストーリーのものが多く、その中では新しいタイプの学園モノでした。着ていた衣装や髪型、高橋由美子さんが歌う主題歌など、全てがムーブメントになっていったことを覚えています。今回はきっと僕よりも若いスタッフに囲まれて撮影をしていくと思いますが、今の自分たちがいいと思うものを全部取り入れて、みんなで楽しくのびのびやっていけたらなと思います。 ――『南くんの恋人』撮影当時の思い出で印象に残っていることはありますか? 実は高橋由美子さんにあまり会っていないんです(笑)。当時、たくさんの視聴者が会いたかった高橋由美子さん演じる“ちよみ”に、僕も同じように会いたかったのを覚えています。あとはそうですね、ピンク色のGジャンを着ていたと思うんですけど、あれ、僕の自前だったんです。今でもとってあるので、今作でも一度はご披露したいと思っています(笑)。 ――今回演じる堀切信太郎をどんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか? 僕が演じる信太郎は、ちよみの父親なのですが、血の繋がりはない複雑な家族構成でもあります。『南くんの恋人』で振り返ってみると素敵だったのは、「小さくなってしまうことで、うまく伝えられない悩みに大人も向き合い、一緒に成長していく」というところもうまく描かれていたことだったように思います。今回は僕もその大人の側になり、悩みを抱える娘と向き合うことになるわけですが、その戸惑いやハラハラを全国の娘を持つお父さんにも共感してもらえるといいなと思います。岡田さんの脚本ではそういった“今の時代のお父さんの姿”、“娘との向き合い方”も描かれているので、うまく表現していけたらと思います。 ――もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか? 日常が全部日常ではなくなって、全てが大冒険になるのでしょうね…。30年間想像したこともなかったな…。やっぱり僕は小さくならなかった方だったので(笑)! 30年前は15cmになった女の子をポケットに入れて学校に通ったので、僕も誰かのポケットに入っていろんな人の日常を体験してみようかな…! ――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。 この夏一番面白いやつです! ぜひ楽しみにしてください!