「吹石一恵」9年ぶりドラマ出演 「相変わらずめちゃくちゃキレイ」と視聴者絶賛で期待される「女優」再始動
■「女子力が低い」と告白したことも 今回のドラマ出演に際し「離婚の兆候では」と勘ぐる記事も出てきたが、プライベートがあまりに謎に包まれているため、さまざまな臆測が飛び交っている状態だ。ただ、21年には「FRIDAY」に、吹石と子どもがパーソナルジムへ向かう様子が掲載されており、女優復帰に向けて着々と準備をしていたのかもしれない。 国民的ミュージシャンを夫に持つ吹石だが、実は彼女自身の業界内での評判もすこぶる良い。前出の記者は続ける。 「とにかく明るくてフレンドリーな性格で、結婚前の話ですが、共演者やスタッフとも気さくに食事に行っていたそうです。ノーギャラでもいいから彼女と仕事をしたいというスタッフもいるほど。ある取材では、大学時代はノーメイクで学校に行くほど女子力が低かったと明かしています。インタビューで『女子力が低い』と発言しているのですが、美の磨き方について聞かれると『自力だけに頼るのは無理』と笑い飛ばしながら、きちんと休み、エステでプロの手を借り、ちょっといい化粧品をここぞというときには使う、とあけすけに話している姿が好印象でした。美しいのに、飾ることのない姿に福山さんもひかれたのではないかと思いました」
■年配の視聴者層からもウケが良い 芸能評論家の三杉武氏は吹石についてこう述べる。 「独身時代の吹石さんはCMでの活躍が目立っていました。目鼻立ちの整った彫りの深い美形フェースにナチュラルな眉毛が印象的で、父親はプロ野球・近鉄バファローズの選手やコーチとして活躍した吹石徳一さんです。吹石さん本人も空手を習っていたこともあり、年配視聴者層からもウケが良い健康的なタレントというイメージが強かったですね。そうした好感度の高さも手伝って数多くのテレビCMに起用され、中でも自然体で美しいプロポーションを披露したユニクロのブラトップのCMは当時かなり話題になりました。主演映画『ゲゲゲの女房』で高崎映画祭最優秀主演女優賞を獲得したのをはじめ、映画『紀子の食卓』や『手紙』などの作品でも好演し、演技力も高く評価されています。今後、再び女優業を本格化させるのであれば、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです」 「アンチヒーロー」では間違いなく物語のキーパーソンとなっていく吹石。物語の展開とともに、彼女の動向にもますます注目が集まりそうだ。 (高梨歩)
高梨歩