霧島、琴ノ若の昇進に期待 審判部長、成績は言及せず
日本相撲協会で番付編成を担う審判部の佐渡ケ嶽部長(元関脇琴ノ若)は12日、初場所(14日初日・両国国技館)で横綱昇進に挑む大関霧島と、大関昇進を狙う関脇琴ノ若について「二所ノ関一門の連合稽古でも、お互いに『次は俺が』という気持ちがよく見られた」と期待した。具体的な成績など昇進ラインには言及しなかった。 佐渡ケ嶽部長は9日の横綱審議委員会による稽古総見で霧島が不振だった点を指摘。「先場所の後半で連勝した時のような相撲が初日から出ればいい」と望んだ。 横綱、大関同時昇進が実現すれば1993年初場所後の曙、貴ノ花(後の横綱貴乃花)以来の快挙になる。